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“守りの資産”として注目高まる「金投資」の魅力とは?
2017/08/18
iDeCo(個人型確定拠出年金)では原則60歳まで資金の引き出しができません。
長期での資産運用になるからこそ、運用商品選びは大切なポイントです。
そこで皆さまの年金資産運用にぜひ取り入れていただきたい「金投資」の魅力をご紹介します。
SBI証券 iDeCo(確定拠出年金)でも人気の「金投資」
SBI証券のiDeCoでは、2016/4/22より「三菱UFJ 純金ファンド (愛称:ファインゴールド)」を運用商品として取扱いしています。低コストのインデックスファンドが購入金額(掛金拠出)の人気上位を占める中で、当ファンドも2017年7月の購入金額ランキングで18位!
長期投資の手段として「金投資」を選択される方も多いようです。
【金投資の魅力】
有効な分散投資手段
金は株式や債券といった他の主要資産と異なる値動きをする傾向があるため、分散投資手段として期待されます。
有事の金
世界的な政情不安や紛争などの有事の際には、金は資金の逃避先として注目されます。
インフレに強い
金は実物資産であり、それ自体に価値があるため、インフレに強いと考えられています。
ファンドの詳細はこちら 三菱UFJ国際−三菱UFJ 純金ファンド(愛称:ファインゴールド)
「金投資」を取り入れることで、あなたの資産運用がより安定的に?!
資産運用をする上で「分散投資」が重要かつ効果的であることは、ご存知の方も多いと思います。
投資先を分散することでリスクを抑制する効果が期待されますが、今は地政学リスクや政治情勢によって一気にリスクオフが進み世界同時株安に陥る場面も多くなっています。
そんな時に、資産運用の安定性を高める投資先として人気と注目が集まるのが、株や債券とは異なる動きをする特性がある「金」への投資です!
例えば、日本株や先進国の株式と組み合わせて投資すると、どのような値動きになるのでしょうか。
TOPIXとの組合せ
先進国株式との組合せ
- ※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証または示唆するものではありません。
- 出所:三菱UFJ国際投信作成
株式だけではなく、金は債券やリートなどとも値動きの傾向が異なる特徴があります。
「相関係数」で見てみます。
相関係数とは・・・
- 相関とは、2つのものの間に関連があること。互いに影響し合うこと。
- 相関係数は、2資産の値動きの相関の度合いを数値で表したもの。
- 相関係数は、+1から−1の値で示される。
- 同一の方向に資産価格が動く場合、2資産の相関係数は+1、正反対の方向に動く場合、相関係数は−1の値となる。また、相関係数がプラスの値の場合、この数値が大きい(+1に近い)ほど同じ方向での相関が強いことを示し、数値が0に近いほど、相関が小さいことを示します。
また、相関係数がマイナスの値の場合、この数値が小さい(−1に近い)ほど逆の方向での相関が強いことを示す。
各資産(円ベース)の相関係数(期間:2003年3月末〜2017年3月末)
- ・各資産の月次騰落率の相関係数です。
- ※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証または示唆するものではありません。
- 出所:三菱UFJ国際投信作成
株や債券という、いわゆる「伝統資産」への投資に「金」を加えておくことで、他の資産が値下がりするときにも資産価値全体の目減りリスクを軽減させる保険のような効果が期待できます。
日経平均株価推移との比較
では、実際に金価格の推移を確認してみましょう。
- ※上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証または示唆するものではありません。
- 出所:三菱UFJ国際投信データをもとにSBI証券作成
金は「有事の金」とも呼ばれ、危機が起きると買われ、価格が上昇する傾向があります。
上記グラフでも、国際緊張が高まったり、金融不安が生じた際、日経平均が下落しているのに対し、金価格が上昇してきたことがわかりますね。
とはいえ、危機の時に買えば価格の上昇は狙えますが、これから先、いつそのような状況になるかの予測はできません。
「金投資」を考える際には、大きな上昇を狙うのではなく、他の資産が値下がりするような局面でも、運用資産全体の価値下落のヘッジ目的で投資するというスタンスが重要です。
長期運用となるiDeCoでは、「資産の保険代わり」という位置づけでポートフォリオに「三菱UFJ 純金ファンド (愛称:ファインゴールド)」の組入れを検討いただければと思います。
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